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秋のお彼岸

更新日:2021年1月9日

こんにちは。Irodoriです。今日9月23日は秋分の日、お彼岸の中日ですね。太陽が真東から上って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ等しい日です。祖先を敬い、亡くなった人を偲ぶ日でもあります。


日金山東光寺のお彼岸
曼殊沙華

熱海日金山

この地域に住んでいると、お彼岸と言えば熱海の「日金山参り」をよく耳にします。熱海の日金山は十国峠の異称で、熱海と函南の間に位置します。日金山へのアクセスは熱海から箱根に向かう県道の他、ハイキングコースがあり、北側は熱海市泉から歩くコース、東側には伊豆山神社から歩くコースがあります。昔から日金山には鬼がいるとされ、伊豆地方で亡くなった者の霊魂は日金山に集まると言われており、お彼岸に日金山に登ると通行人の中に会いたい人の後ろ姿を見ることができるとも言われています。


日金山東光寺へ向かうハイキングコース
岩戸山ハイキングコース案内図


日金山東光寺

日金山にある東光寺、お彼岸になるとお参りする方が多くいます。伊豆山神社の元宮だったそうです。

家族を亡くした際は「亡くなった家族を偲び、春と秋のお彼岸にお参りにした方が良いよ」と先祖代々古くから熱海に住む方に教えていただきました。

御本尊は「お地蔵様」で別名を「金剛幢菩薩」と言い、金剛幢とは「こわれない旗」という意味があるそうです。


日金山東光寺の境内
日金山東光寺

参道の「のぼり旗」

御本尊のお地蔵様が持っておられる旗はどんな願い事でもかなえて下さる功徳があると言われており、その功徳に肖り、春と秋のお彼岸には参道に奉納されたのぼり旗が祀られます。こののぼり旗が初めて日金山を訪れた方も迷うことなく東光寺に行き着ける案内をされているとのことです。


熱海日金山東光寺参道
参道ののぼり旗

暑さ寒さも彼岸まで


お彼岸のおはぎ
秋のお彼岸はおはぎです

お彼岸に熱海日金山東光寺参り、地域の風習を経験してみるのはいかがでしょうか。



秋分の日を迎えると太陽が出ている昼の長さより夜が長くなりますね。秋の夜長です。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように暑さも終わり、そろそろ秋から冬にかけての衣替えの時期ですね。温泉が楽しい季節になります。