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別荘の屋根に雨樋は必要か?不要か?

更新日:2021年5月13日

こんにちは。Irodoriです。風薫る5月に入り、山の木々の葉は少しずつ緑が濃くなって来ています。冬の枯れ枝から新葉が生まれ、次の季節に向けて進む自然の移ろいを身近に感じられる環境、そんな自然豊かな場所にある別荘の屋根には雨樋が設置されていないことが多く、別荘の雨樋について取り上げます。


別荘の屋根に雨樋はいるか?いらないか?
別荘の屋根と雨樋の関係

雨の多い季節に向けて準備

木々に新葉が生え揃う季節になると、風に舞う落葉が一段落します。

次は雨が多くなる季節に向かい、雨水が流れる場所で落葉が詰まっているところの掃除をしておくと安心です。屋根に設置された雨樋や敷地周囲の雨水が集まる排水口など、落葉が水を含んで腐葉する前に取り除くと、掃除の負担が軽く済みます。


先日、管理を承っている別荘の小屋根に設置された雨樋を除いてみると、落葉がありました。詰まるほどの量ではありませんが、今のうちに取っておくと雨の多い梅雨時期の心配が軽減されます。

広葉樹よりスギやヒノキなど針葉樹の落葉は細かくて撤去しにくいですね。


別荘の屋根に雨樋はいるか?いらないか?
雨樋にある落葉

別荘の屋根に雨樋の設置が少ない理由

屋根の高さが低い場所の雨樋は、落葉を取り除くことは比較的簡単ですが、大屋根となると専門業者さんに依頼しないと危険で簡単には清掃できず、落葉を取り除く機会が減ることに。

堆積した落葉などが雨樋の排水に詰まると、集まった雨水が雨樋から溢れて軒天井にも水が回ります。軒天井が腐朽しやすく、傷む原因にもなります。


また、冬に雪が積もる場所の別荘では、屋根に積もった雪の重みで雨樋が曲がったリ、落ちることが懸念されます。


自然豊かな場所の別荘は、外観デザインなど意匠的なことがありますが、メンテナンスの大変さが雨樋を設置しない理由の一つでもあります。


別荘の屋根に雨樋はいるか?いらないか?
雨樋の清掃後

雨樋の詰まり VS 雨垂れの跳ね

しかし、雨樋がないことは雨樋掃除の手間が掛からないなど、メリットばかりではなく、デメリットもあります。屋根の雨垂れによる跳ねで周辺が傷みやすくなります。


例えば、屋根から雨水が落ちるところにウッドデッキがある場合は、屋根のライン上に塗装が剥がれ、雨垂れの跡がつき、傷みます。また、雨垂れの跳ね上げが、外壁やドアの塗装を剥げさせたり、カビや苔が生えたりするので、塗装など他のメンテナンスコストが掛かります。


では、別荘の屋根に雨樋の設置は必要か?不要か?


別荘の屋根に雨樋を設置するかしないかは、雨垂れによる影響が多い場所など、屋根の部分ごとに検討されると良いと思います。建物に掛かるメンテナンスの手間やコストを比較した時に、雨樋の清掃より他のメンテナンスが上回ることがあれば、後からでも雨樋を設置することをお勧めします。


弊社が管理を承っている別荘では、雨垂れの跳ね上げによる周辺の塗装の剥がれやカビの発生が進み、雨の時期の悩みとなり、一定の場所にだけ雨樋を設置された経緯があります。雨樋の設置後は周辺が汚れにくく、塗装が剥げにくくなり、外観も綺麗になりました。


別荘の屋根の雨樋について、ご参考になれば幸いです♪



 

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