秋の行事に家のことを話す機会をつくる
更新日:2021年10月9日
こんにちは。Irodoriの佐藤です。9月20日(月)は敬老の日、彼岸の入りですね。秋の行事、敬老の日やお彼岸にちなんで、離れて暮らす祖父母、両親の家の今後ことなどを家族で話す機会にしてはいかがでしょうか。
使わなくなった家の相談が増えています
最近、お客様をはじめ、私の周りでも祖父母や親が暮らしていた空家の処分について、話す機会が増えてきています。40~50代、そういう問題を考える年齢、タイミングということですね。
先日、お客様より祖父母の家の処分についてご相談を受けました。
熱海市内にある空家で、孫にあたるご相談者様の両親、そのご兄弟も70~80代となり、次の相続が発生する可能性が出てくるため、今のうちに片づけておきたいというご意向です。
まずは相続登記手続き
そこで、現在の登記内容を調べてみると、昭和46年にお祖母様が取得されてから、お祖母様が亡くなった後の相続登記がされてなく、所有権以外の権利の欄(乙区)には昭和当時のローンの抵当権が登記されていました。
まずは、権利を整えないと売却手続きができないため、相続登記の手続きを行っていただき、次に抵当権抹消の手続きを行うことになりました。司法書士の先生のサポートで順調に進めています。
相続が発生した際に相続税の申告が必要なく、親族内で引き継いで使用している土地や家であれば、相続登記をしていないケースは多々見られます。また、祖父母の家の登記簿謄本を取って登記内容を確認する機会は、正直あまりないのではないかと思います。
我が家も同じ状態でした
お客様の相談を受けて「我が家は?」と気になり、確認する機会となりました。
私事ですが、祖父母の家が空家となってしばらく経ちます。祖父は亡くなり、施設に入所している祖母はもう自宅で暮らすことができず、祖父の相続登記もまだ完了していない状態です。
初めて祖父母の家の登記内容を確認してみると、相続登記未了の他に、亡くなった祖父が昭和41年当時に借りたローンの抵当権が登記されたままになっている。まさに同じ状態。
相続登記と同時に、もうひと手間が掛かることが判明しました。今知ったことで、良かったと感じています。少しでも早い方が手続きの煩雑さ(次の相続で子や孫に掛かる手続き)を減らすことになります。
お客様からご相談いただいたきっかけで、我が家の空家の状況を親族で共有する機会となり、今後の手続きを進めることになりました。誰かの役に立つ不動産に生まれ変わることを目指して。
空家など使用していない不動産のこと、何かの機会がないと着手し難く、面倒なことと見て見ぬ振りをしたくなる気持ちはとても理解できます!
もし、同じようなお悩みをお持ちの方、敬老の日に祖父母や両親のことを敬う機会、秋のお彼岸でお墓参りの機会に、今後のこと、家のことをご家族や親族で話してみてはいかがでしょうか。まずは、不動産に対する考えを話し、共有しておくだけでも良いと思います。
使用しなくなった別荘や戸建、マンション、土地などの売却や処分について、聞いてみたいことなどがありましたら、お気軽にご相談ください。
相続登記など権利を整える登記手続きについても、多様な専門家と連携しサポートいたします。
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静岡県熱海市にある不動産会社 Irodori株式会社 です。
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