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湯河原 五所神社

更新日:2021年1月9日

こんにちは。Irodoriです。今日は「湯河原」の総鎮守『五所神社』をご紹介します。派手な装飾はなく、静かに鎮座されている神様という印象です。湯河原らしさが表れているのではないかと感じます。


湯河原町 五所神社
五所神社


宮上と宮下

『五所神社』はJR東海道本線「湯河原」駅から温泉場方面に向かって進むこと約850m。奥湯河原に抜けるバイパス「オレンジライン」の入口がある交差点、東海道新幹線のガードをくぐった先に位置します。湯河原町の住所である「湯河原町宮上」「湯河原町宮下」というのはこの五所神社を境に名付けられたそうです。


湯河原町 五所神社
交差点にある看板


長い歴史とともに

五所神社のご由緒には 「社伝によれば、今から千三百年前天智天皇の御代、加賀の住人二見加賀之助重行らの手によってこの地方が開拓されたとき土肥郷(吉浜、鍛冶屋、門川、堀ノ内、宮上、宮下)の総鎮守として、天照大神以下五柱の神霊が鎮座されたと伝えられている。」との紹介があります。長い歴史とともにこの地に鎮座されています。


湯河原町 五所神社
正面の鳥居


質実剛健・謹厳実直

石の鳥居をくぐり、境内に入ると派手な装飾は一切なく、「質実剛健」飾り気がなく強く逞しく「謹厳実直」真面目で厳かな雰囲気という言葉がしっくりきます。


湯河原町 五所神社
落ち着いた雰囲気の境内の様子


御祭神

御祭神は天照大神(あまてらすおおみかみ)・天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)・彦火々出見尊(ひこほほでみのみこと)をはじめ、9柱の御神祭が祀られています。


■五所神社ホームページ「御祭神・ご由緒」紹介ページ 参照


湯河原町 五所神社本殿
ご本殿

土肥郷の総鎮守

平安時代後期から鎌倉時代初期に活躍した相模国土肥郷(現在の湯河原)豪族の土肥實平。五所神社は土肥郷の総鎮守として祀られ、土肥實平が石橋山合戦進発の前夜には社前において戦勝祈願の盛大な護摩を焚いたと言われています。挙兵の際には武将がご加護を受けていた総鎮守です。

(境内ご由緒より引用)


湯河原町 五所神社の森