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「水害直後 弁護士からの10か条」

最終更新: 1月9日

こんにちは。Irodoriです。今回上陸した台風19号について災害の大きさにただただ驚くばかりです。このたび被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。熱海市内も断水が続いており、対象エリアにお住まいの方々は大変ご不便があると思います。一日も早い復旧となりますよう心よりお祈り申し上げます。


今朝の新聞にとても参考になる記事がありましたので、ご紹介したいと思います。


災害あった時のために
行政や専門家に尋ねることが大切です

■日本経済新聞 「春秋」 2019年10月17日掲載


以下「 広島弁護士会の今田健太郎弁護士から台風19号に被災された方へのメッセージ 」です

(引用元:弁護士法人あすかホームページ


❝ 【水害直後 弁護士からの10か条】〜西日本豪雨の教訓を踏まえて

★ 全国の被災者の方々へお見舞い申し上げます。 広島弁護士会の災害対策委員長を務めています。 二度の大規模水害を支援してきた弁護士として、知らないことで悔し涙を流された、多くの被災者の方々を代弁する、切なる願いです。

★ 葦名ゆき弁護士が、日本語の理解が困難な方々のため、英訳版を作成してくれました。感謝しかありません。 本文末尾のリンクからご覧下さい。

1 土砂撤去で無理をしないで。  〜 自宅も気になりますが、土砂は細菌も含んでおり、想像以上に健康状態を悪化させ、災害関連死のリスクを高めます。 自力では限界があるので、まずは体力の回復に努めてください。行政やボランティアからの案内を待ちましょう。

2 通帳や権利証を紛失しても大丈夫。  〜 銀行の預金通帳や、定期預金証書、不動産の権利証などを紛失しても、財産はなくなりませんので、安心して下さい。

3 落ち着いたら、自宅の写真撮影を。  〜 自宅の写真を、複数の角度から撮影し、被害に見合った罹災証明書の発行を受けられるようにしましょう。 判定の結果は、公的支援の内容に影響します。 不服があれば再調査の申入れが可能です。

参考: 震災が繋ぐ全国ネットワーク『震つな』の皆様、西日本豪雨の支援もありがとう。 https://www.buzzfeed.com/jp/kazukiwatanabe/20170707

4 修理は決して急がず。  〜 自宅の修理は、乾燥してから行う必要があります。また、災害救助法の応急修理の制度(例 /半壊以上で59万5000円までの費用補助)を使うと、原則、仮設住宅へ入居できません。慌てないで、全体の修理内容や費用面をしっかり検討してからにしましょう。一部だけの修理で、壊れたままの家に住むことを余儀なくされる可能性があります。

上記3の参考ページにも記載があります。

5 お金を払う前に、行政の窓口で相談を。  〜 土砂の撤去や、自宅の修理につき、公的支援の制度があります。事前に役所へ相談しないで業者などに支払った場合、後から請求できないことがあるので、要注意です。必ず行政窓口で相談してください。

もっとも、被災直後は、自治体も対応できないケースがありますので、体制が整うまで、待ちましょう。 各自治体ごとにホームページを開設していますので、情報を確認してみて下さい。

6 保険の内容を確認しよう。  〜 近時の住宅保険には、火災保険に水災の補償が付いているものが多いです。また、家財保険による補填も考えられます。自分名義でなく、親族が契約している場合もあるので、よく確認してみましょう。

証券を紛失しても請求できます。 自動車保険も同様です。 保険会社が分からなくなったときや、契約内容を確認したい場合には、損保協会の照会センター  0120-501331 に電話してみてください。

参考: 日本損害保険協会 http://www.sonpo.or.jp/news/information/2019/1910_06.html

7 敷地内の物の処分や撤去について。  自宅に流れ着いた第三者の物や、廃棄物の処分について悩んだ場合、まずは、行政窓口や、各地の弁護士会が近々開設する被災者電話相談などを利用して、処分してよいかどうか、費用はどうするか等、相談してみてください。

 また、隣家の家財やブロックなど、所有者が分かっていて撤去を求めたい場合も、すぐには解決できないこともありますので、ケンカせず、弁護士会などを頼ってください。  弁護士による面談相談を希望される場合は、下記の番号より、最寄りの法律相談センターに予約が可能です。(お急ぎでない場合には、無料電話相談が開設されるのをお待ち下さい。開設次第、このペ