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2019.09.15

江之浦測候所

 

こんにちは。Irodoriです。小田原市根府川のみかん畑が広がる風光明媚な「江の浦地区」にある「小田原文化財団 江之浦測候所」をご紹介します。江の浦地区の景観と地形を活かした建築で敷地全体が素敵なアート施設となっています。

江之浦測候所
 

 

測候所という名のアート施設

 

「江之浦測候所」は現代美術作家であり写真家の杉本博司氏が小田原文化財団を立上げ、構想から20年の年月を掛けて設計・建築された施設で今もなお、部分によって建築が進行しています。

 

アクセスはJR東海道本線「根府川駅」から県道小田原湯河原線の(旧道と呼ばれる)道路沿いを真鶴方面へ約3.0㎞進んだ場所に位置し、見学については完全予約・入れ替え制です。(2019年9月現在)

 

■現代美術作家 杉本博司氏 公式ホームページ

 
江之浦測候所

駐車場入口

 

 

午前の部と午後の部

 

見学は完全予約制の為、事前にインターネットでチケットを購入するか、当日の朝9:00より電話での予約となり、見学時間は2~3時間の入れ替え制です。施設の受付に向かうとスタッフの方が出迎えてくださいます。

 
江之浦測候所
 

 

 

100メートルのギャラリー

 

入館後はスタッフの方より注意事項と見学時間の説明を受け、順路等なく施設内を自由に見学できるようになっています。まずは象徴的なガラス張りの長いギャラリー。どんなアートに巡り合えるのか心が弾みます。

 
江之浦測候所

夏至光遥拝100メートルギャラリー

 

 

海景を眺める

 

大谷石の壁面に杉本博司氏の作品である世界の水平線を映した「海景」が展示されています。反対側のガラスの向こうには相模湾を眺め、贅沢な空間です。

江之浦測候所

大谷石が美しいギャラリー

 

 

夏至光遥拝

 

ギャラリー先端にある展望スペースは夏至の朝に海から登る太陽光がこの空間を駆け抜けるそうです。この眺望を見る限り素晴らしい光景だろうと想像します。

江之浦測候所

ギャラリー先端の展示スペース

 

古材の石材を使用した庭園

 

石の庭園の明月門エリア。施設内で使用されている石材は古材を基本とした、近隣で得られる素材を中心に使用されているそうです。

江之浦測候所

明月門

江之浦測候所

城内のような庭園

江之浦測候所

石舞台から眺める素晴らしい景色 相模湾

 

三角塚

 

古墳のような三角塚は実際に古墳石室に使われた石と石棺の一部を収めたそうです。

江之浦測候所
 
 

 

光学硝子の舞台

 

海に浮いているように見える光学硝子の舞台。檜の懸造りの上に光学硝子が敷き詰められています。懸造りは京都清水寺の舞台で知られる建築方法です。

江之浦測候所

 

 

冬至光遥拝隧道

 

冬至光遥拝隧道の上から眺める相模湾と庭園。冬至の朝、相模湾から登る陽光がこのトンネルの中を貫くそうです。

江之浦測候所

高所恐怖症の方は気をつけて

江之浦測候所

神秘的な隧道内の光井戸

 

止め石がさりげなく

 

立ち入りお断りのラインに置いてある止め石。人工的な看板でないところが景観を壊さずに良いですね。

江之浦測候所

立ち入りお断りの留め石

 

江之浦測候所

茶室の庭の蹲

 
 

敷地は2つのエリア

 

敷地内は石の庭園の明月門エリアと竹林エリアの2つで構成されています。竹林エリアやみかん道は根府川の山を活かした林の中を歩きます。

江之浦測候所

分かれ道の看板

 
江之浦測候所

美しい竹林


根府川の風景

 

柑橘類の産地である根府川の風景。傾斜面に育つみかんの木。海からの潮風と太陽がみかんを美味しく育てます。

江之浦測候所

みかんの丘から眺める

 

江之浦測候所
 
 
施設全体がアートの為、ここではご紹介しきれない素敵な作品や素晴らしい風景がたくさんあります。ぜひ現地でご覧ください。
 
建築や歴史に興味がない方でも、海の眺めや流れる空気を感じるだけで、リフレッシュできます。
 
施設内をのんびり見学すると約2時間程度は歩きますので、歩きやすい靴でお出掛けください。
 

 

小田原文化財団 江之浦測候所 公式ホームページ

 

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