こんにちは。Irodoriです。自然豊かな山の別荘では野鳥の声や木々の緑、四季折々の花が楽しめ、自然の恩恵を享受すると共に野生動物も身近にいます。冬ごもりする前のイノシシや猿など、これから多く見掛ける季節です。その中でも建物に被害を加えるキツツキ科の野鳥たち。結構手を焼きます。
散らかる木屑
先日、山の別荘の清掃業務に伺ったところ、2階のバルコニーが木屑だらけになっているので、「ん?」と思い、屋根を見上げてみると・・・
大きな穴が
大きな穴が開いている!!あー・・・またやれられた!キツツキ科の鳥に軒天を開けられてしまいました。テニスボールくらいの大きさです。昨年に続き、今年も被害に遭ってしまいました。山の別荘ではよく耳する話です・・・。
届くところでなにより
すぐにオーナー様へご報告し、業者さんの手配をしました。幸いにも、2階のバルコニーから届く屋根の軒天だったので、修理に足場等が必要ない場所でなによりでした。
人の気配がないことを見抜く
穴は開けたままにしておくとそこから動物が出入りしてしまうので、応急処置を行い、あとは依頼した業者さんに施工していただきます。野生動物は人の出入りが少ない家を見分けるのに長けていますね。不在がちな別荘は被害に遭いやすいです。
キツツキ対策は、苦手なものを屋根付近に置くなど諸説あるようですが、建物の対策としては軒天をサイディングやスパンドレルなど金属製の建材に変更することが良いようです。木目調など多くの種類が出ていますね。別荘ならではの木材の風合いが良いところではありますが、被害に遭いやすくその都度修理が必要になると、それも困るもの。
軒天の交換工事は足場の設置など大掛かりになることがあるので、外壁や屋根のリフォーム工事の際に検討されると良いかもしれません。
自然豊かな山の別荘では、野生動物と共存する対策が必要になり、地域に詳しい業者さんの話はとても参考になります。